2015年6月12日金曜日

Quiksilver Fiscal 2015 First half Results

Quiksilver Boardriders flagship store  in Coolangatta, Australia
Quiksilver(HQ:Huntington Beach, CA、Andy Mooney CEO)が6月9日発表した2015年10月期上半期(2014.11〜2015.4)業績は売上高6億7,391万ドル(前期比14.9%減)、純損失5,588万ドル(前期5.977万ドルの損失)となった。
Pierre Agnes, Chief Executive Officer of Quiksilver.
ブランド別売上はQuiksilver(前期比16%減)、Roxy(同14%減)、DC(同19%減)といずれも減収である。主力の北米、EUも依然減収が続いている。Pierre Agnes(CEO)は楽観的なことばかり言っているが、いったいどうやって再建するのか具体策は全く出て来ない。具体策が無いから業績不振が続いているわけだが、これから何をするか発表してくれないと株主も困るだろう。
Quiksilver Boardriders flagship store  in Coolangatta, Australia.
アメリカのAction Sports Industrtyはすでに00年代前半に壊滅しているから、サーフィンやスケートボード市場でクロージングやフットウエアを販売するなどという処方箋は意味がない。Nike(Hurley買収)やKering(Volcom買収)でさえ、この市場では成功しなかった。もともと市場が壊滅したんだから、成功するはずが無い。Stefan JanoskyやDennis Busenitzを購入している人の大半はスケートボーダーではない。Vansのように、サーファーやスケートボーダー以外の人に売ることを考えなければならない。

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